ペット捜索エピソード話しその2

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ペット捜索エピソードです

おはなしその1

六本木ヒルズの建設のためにすべての猫を捕獲しました
現在の六本木ヒルズ森タワーが建つ前、テレビ朝日があった付近に六本木ヒルズを建てるので立ち退きについての話を聞いて欲しいと森ビルの担当の人から電話がありました。なんの用件かと思い行ってみると、一軒だけそこに住んでいるおばあちゃんが、そこの地域の猫を全部保護しなければ引っ越ししないと言っているので、全部保護して欲しいとのことでした。
付近はだいぶ解体されていましたが、残っている家を捕獲器がわりに使い、2ヶ月かけて38匹を保護しました。それで、おばあちゃんも喜んで引っ越ししました。おばあちゃんがそれまで住んでいた所は借家でしたが、森ビル側からは横浜市青葉区に土地と家を無償で提供されました。そして、猫が逃げないように内装までしてもらいました。その家に保護した猫38匹を我々が運びました。

おはなしその2

ペット捕獲を電話で指導しました
昨年3月にヨウムという鳥が逃げたと電話があり、依頼主にいろいろ話しを聞いたのですが、お金が無く依頼は難しいと。そのため、保護の仕方を教えて欲しいと頼まれました。鳥の特徴、性格、何年くらい飼っていたか、どれくらい懐いているかを聞いたところ、かなり手乗りということでリモートで何とかいけるかもしれないと思い電話で指導しました。
ヨウムが居るところを見つけるよう言って見つけても絶対に捕まえようとしないように話したところ、自宅からちょっと離れたところの木に居ましたと電話があったので絶対に目線を合わせないように名前を呼んでみてと伝えました。依頼主はひと晩木の下に座り込んでヨウムの名前を呼んで2時間したら、だんだん下に降りてきましたが、急に強い風が吹いて飛び去り、また探し直し、一瞬離れた木に居るのを見つけました。
また、同じように名前をたまに呼び絶対に捕まえようとしないようにと話しました。それを実行したのでヨウムはだんだん下に降りてきました。朝7時頃飼い主の肩から膝に降りてきたところを捕獲したそうです。この場合、一切目を合わせず知らんふりするのが一番です。飼い主の方は泣いて喜んでいました。
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